5/13「通販に関して」

    今回のZINEに関して通販はやるの?ときかれることがある。まだ確定ではないけど、いまの状況だと通販は必要だと考えている。元々は、直接手にとってから本を買うのが自分自身好きなので、文学フリマか本屋さんにおろしてそこで購入してもらいたいという気持ちがつよかったけど、そんなこだわりが通じない世の中に変わってしまって、外出せずに買いたいというのは当然だと思うし、わたし自身も本屋さんが緊急事態宣言でお店を開けられない時はオンラインショップで購入して応援していた。だから文学フリマ後に通販の準備をするつもりでいる。

    Twitter文学フリマ関係のツイートをよく目にするようになった。昨日辺りからウェブカタログを見だしたが、面白そうな本がけっこうある。いまのところ『みんなの美術館』(犬と街灯)、わかしょ文庫さんの『ランバダvol.3』、広瀬大志さんの『時戒の朝』は購入確定。

5/12「勉強と遊び」

    わたしは大学受験まで勉強やったことなくて5段階評価で体育と技術以外全部2以下みたいな生徒で、中学も高校も教師にはお前が行けるところはどこにもないからと匙を投げられるバカだった。受験で勉強意外と楽しいぞと思い、今は読書が好きで誰かと本の話ができてるけど昔のわたしからしたら夢みたいなものだ。だからというか、勉強の大切さというのはよくわかるし、一方で遊ぶことの面白さもわかっている。なんせ高校三年生までほぼ勉強せずに生きてきたわけだから、みんなが勉強してる時間もひたすら遊んでいた。誰かと遊べる時はいいけど、一人の時間も多かった。小学生のころはテレビゲームを買ってもらえなかったので、彫刻刀で木を削ってお面を作ったり、粘土や段ボールでドールハウスをつくったりした。あとは大体好きなプロ野球選手のピッチャーのフォームを真似て壁に向かって一人でボールを投げ続けていた。中学生になってプレステを買ってもらったらFF7にハマり学校に行かなかった。夜遊びもひどくて家に帰らず友達の家に泊まって遊び学校をサボることもよくあった。学校に行っても途中で腹痛だと嘘ついてサイゼリヤ行ってミラノ風ドリア食べたり、映画館行ったりもしていた。高校は雨の日はめんどくさいから行かなかった。まあ、そうやって遊んでばかりいると人間はバカになる。小学生の時は漢字で自分の名前が書けなくなったこともある。

    今でも遊ぶのは得意だ。天気良ければ海に釣りに行って釣糸垂らして、海の写真とって、アイス買って食べて、釣れたら持って帰って捌いて料理にすれば充実した一日を過ごせる。でもそんなことばかりしていると、どうしようもない人間になることもわかっていて、勉強や読書をしてみる、そしてこれはこれでやってみると楽しいもの。

    ありきたりな結論だが勉強も遊びも真面目(軽やかさも含めて)にやると楽しいのだ。

5/11「準備」

    文学フリマで販売するZINEの準備ができたのでとりあえず一安心。あとは持ってくのさえ忘れなければ大丈夫。当日販売するのはZINE(1000円)と本棚ドローイングトートバッグ(1200円)。トートバッグは薄くて軽めで、だけどマチがあって単行本が10冊くらいは入る、図書館や本屋さんに持ってきやすいみたいなのがコンセプト。セットで買うと200円お得(2000円)。あとはまだ置くスペースがあるか微妙だから迷い中だけど、小さいキャンバスのアクリル画の展示&販売も検討中。販売するとしたら5500円かな。絵がこの先どうなるかはわからないけれど売る場合、これ以上下げることはないと決めてる価格。なのでもし欲しい絵があったらいちばん安く買えるのが今回、ということになります。まあ、売るというよりは展示してみたい。どうなるか。

    僕のブースの半分はZINEの執筆者の一人である二見さわや歌さんのキビズベイクショップがオカメサブレを販売する。「読書のおとも」のZINEの横で読書のおとものオカメサブレが買えるのはかなり楽しいことだと思う。相乗効果があればいいな。

5/10「下半期どうしようか」

    まだ一ヶ月以上はあるとはいえ、そろそろ上半期の終わりがみえ下半期がやってくる気配がある。通常なら梅雨があけたら夏がやってきてさあ遊ぶぞ、という気持ちになるはずだが新型コロナでそういうわけにもいかない。無茶苦茶暑い外でマスクするのを想像するだけでも、うーん、という感じではある。だからやっぱり家で過ごすことになりそうだし、いまのうちからやりたいことの方向性を決めておきたいとは思う。文学フリマが終わったら区切りもいいし、新しく文章を書き出してそれを夏休みを使ってじっくり完成させるみたいなことを考えていて、いまも書いていてそれはやりたい。小説か評論かになりそうだけどまだわからない。腰をすえて書いたのを公募に出してみたいなというところ。上半期も評論はひとつ出したけど、絵を描いたりZINEつくったりの合間にやってたから、それだけに集中して、ってやり方を試してみたい。まあ、試したところでけっきょく他の作業も入れた方がはかどる可能性はおおいにあるんだけど、ひとつのことをやり遂げる創作にも憧れがある。Twitterせずに黙々とつくっては公募に出して受賞を目指すなんてのにはほんとうに憧れがある。けどたぶん自分にはできないってのもわかってはいるのだけど、数ヶ月の短期間でならできるんじゃないかという気もするので、下半期は上半期とはちがう方法を試してみたいのであった。

5/9「誰も気づかなかった」

本があった。しかしそれが本だと、ここにいる誰も、気づかなかった。本は読まれなかったからである。

長田弘『誰も気づかなかった』みすず書房 p.14

 

    去年発売された本でいちばんくりかえし読んでるのが『誰も気づかなかった』である。100ページもないし、文字が大きく1ページの分量がとても少ないからすぐに読み終わるというのもあるが、これほど読みやすくむずかしいことはほとんど書かれていないのに、哲学的で考えさせられる文章もなかなかないのではないか。長田弘の文章は教訓めいているところがあって、ふつうここまで言い切られると鼻につくところなのだが、そこを越えてしまうかっこよさがあるのは、この短詩のような形で断章形式で連ねた書き方もかなり貢献しているように思われる。句読点の打ち方は完璧でとにかく美しい。孤独、真実、幸福、といった正直ありきたりといっていい言葉を使用しながら、こんなに新鮮な文章を書けるのは長田弘が優れた詩人だったからといったらそれまでなのだが、ちょっと他に見当たらないというくらいこの本は最高で、何度読んでも感動がある。

    今日は絵を描くつもりだったのだけど、いろいろやっているうちに時間がなくなりキャンバスを買ってくるだけで終わってしまった。文学フリマの店番のスケジュールが決まったので、そのうち発表するつもり。一週間後に文学フリマがあると思うと不思議な気がする。みんなそうだと思うけれど、人が集まるところに行ってないから。人はほんとうに来るのだろうか?

5/8「開催」

    文学フリマは開催が決定したとのこと。参加者の多くが中止を覚悟していたと思うのでいざやれるとなっても、参加をどうしようか悩む部分もあると思う。売る側も買う側もそれぞれがそれぞれの選択をするしかないと思うけど、またいずれチャンスはあるだろうし、無理だけはしないでほしいなと思う。わたしは参加するけれど、感染症対策や体調をきっちり整えて、気を引き締めてやりたい。とりあえずわたしのブースは店番交代制をとる予定なので、店番のスケジュールを決めるつもり。ZINEとトートバッグを販売する以外に、もし机にスペースが余ってたら、絵の展示&販売もするつもりで、明日明後日は絵を描くつもりでいる。この状況なのでまだ未定なのだけど、6月に本屋さんで展示をする可能性もあるので。

     今日は『世界の紙を巡る旅』を読んだ。Twitterや手書きノートに感想を書いたので、ここでは書かないけれど、とても良い本だった。本の作りはきっと素敵だろうと予想していたけれど、紙への愛着が伝わってくる文章も素晴らしくて今年読んだ本のなかでも上位にくるくらい好きだ。

5/7「書き込み」

    買った本や図書館で借りた本がたくさんあって大変な状態。図書館で夏葉社の『近代日本の文学史』を借りた時にスタッフの人がパラパラと中を確認してから渡してくれるのだけど、貸し出した直後にわたしが中身を確認したら鉛筆での書き込みを見つけたので伝えたら【書き込みあり】のシールを貼っていた。何ページか連続でそこそこ目立つように書き込まれていたけど気づかなかったようだ。それにしても書き込みしたひとは図書館の本になぜそんなことをしたのだろうと不思議に思った。ふだんから癖でそうしてしまったのだろうか。癖でついやってしまってもなぜ消さなかったのか。それとも忘れてしまったのか。不思議だった。『近代日本の文学史』は新書サイズでシンプルな表紙がすごく良くて、わたしももし分厚い本をつくるとしたら新書サイズがいいなと思った、というかあこがれた。

    緊急事態宣言は延長されたけれど、文学フリマ東京の開催可否については、行政が公式に発表する緊急事態宣言の期間延長の有無と「催物の開催制限」の内容をもって最終的な判断を行うとのことで、まだどうなるかわからない。どういう結果になるにせよ、主催者の方にとっては苦渋の決断だと思う。一参加者にすぎないけれど、考えに考えぬいたであろう決断を支持したい。