1/21「表紙」

    今度つくる本の表紙の面白いアイディアがひらめいた。詳しい人間に確認をとったら問題なくできるとのことだったので、あしたデザインを決める予定。これさえ決まればあとは前回の本づくりをもう一度繰り返す流れだろう。ぜんぜんちがう本をつくることも考えたが、もう一度同じやり方を試す。一度できたフォーマットをすぐにかえるのではなく、つづけることでみえてくるものもあるだろうし、この先、画集をつくるとなったらどうせこのやり方は通用しないのでその時ちがうやり方で本づくりをすればよいと思った。

    それにしてもまた手間とお金が余計にかかる表紙になりそうだが、個人でつくるならせっかくなら手作りにはこだわりたい。大量生産とはちがう方法、一冊一冊を自分がつくるというのがやりたいことなのでやる、そしてそれはすごく楽しいことなのだ。

    絵を二枚描いた。一枚は皇居の桜田濠の風景。もう一枚がかもめブックスのブックカバー。ぜんぜんちがうタイプの絵を描くのはおもしろい。みてもらってわかるかはわからないけど、描きかたも同じパステル画でも異なる。風景画は下地の塗り込みが非常に大切でそこに労力をかなりのところそそぎこんでいる。この色の調節がすべて、といったら言い過ぎかもしれないがそこには気を使っているし、本気でやっている。色をみること。一方の静物画はそのもののもつ雰囲気というか、あたたかみが出ることを重視している。細かい色のことよりも、らしさが出るのを。東京の本屋さんシリーズと題して、双子のライオン堂、本屋イトマイ、かもめブックスと描いてきたがまだまだ描くつもりでいる。つぎはやっぱりNENOiかな。