2/2「節分」

    柿内さんとのラジオを聴いた。戸山公園で録音したので、近くで遊んでいたスケボーの音や鳥の鳴き声が入っていて、なんだかおもしろいものになっていた。わたしは、ラジオという形で話すのは初めてだったけど、あまり力をいれずゆるゆる話そうとしてたつもりだが、やっぱりさいしょの方はそれでも力が入っていたような気がした。後半だんだんとなじんでいったような気もした。今回は詩について多めに話した。詩について話すなら、何か詩をよんでこれはこうこうこうだよね、と具体的にやる方がわかりやすいのかもしれないけど、今回はそういうやり方はしなかった。なんとなくだけど、柿内さんとならそのやり方でやっても問題ないと思ったし、曖昧に大きく詩をとらえて話した方が面白いかなと考えていた、じっさいやってみて、聴くひとたちにとってどうなのかはわからないが、わたしはこれでよかったのではないかと思った。わからないことを、わからない、わからない、と言い合いながら、思考をすすめていった。そういう方法だからこそ、みえてくるものはあるんじゃないか。そもそも、わからないことはそう簡単にはわかるはずもない。だからわからない。ただおかしなことに、わからないものは、ひどくおもしろいのだ。

 

     Pippoさんが詩人、吉野弘に関するツイートでわたしの名前をあげてくださっていて、とてもうれしかった。さっきこのツイートに気づいたのだが、わたしは柿内さんのラジオでオススメの本にPippoさんによるインタビュー集『一篇の詩に出会った話』をあげていたので、そういうのもあってまたうれしかった。詩をよむ喜びに満ちていて、ほんとうにおもしろいですよ、この本。

 

    今日は節分。わたしは今年、年男なので、豆をまくのにも力が入った。