2/8「文芸時評」

    千葉雅也の『ツイッター哲学 別のしかたで』を読んで、ツイートをそのまま本のページに縦書きで貼り付けられたら、思考の断片のような本が簡単にできあがるのに、と思った。日記もわたしは断片だと認識しているが、もっと小刻みにふだんの思考をランダムにメモのような形で一冊の本にできたら……って、つまりそれが千葉雅也の『ツイッター哲学』だから、それなら別のしかたで……とか考えてそれ以上良い案は思い浮かばなかった。

     荒木優太と文學界文芸時評をめぐるいざこざが続いていたが、今日、正式に連載終了が決まったようだ。それの影響もあるのか、佐々木敦『絶体絶命文芸時評』を買ってきて読んでる。佐々木敦の本は大抵どれも好きでどうせいつか読むので、発売直後に買ったら他を差し置いてすぐに読んでしまいそうなので、せっかくだから読みたさが増している時に読むことに決めてて今がそうだった。あとは他に読みたいのがない時に読んだりとか。わたしのなかでどれを読んでも外れがなくて、ただ文章を追ってて楽しいから読んでられる感じの物書き。批評ってどこかジメジメしてるところがあるんだけど、佐々木敦の批評は誰よりも明るい。そんな気がする。