3/12「カフカ」

    昨日NENOiでネノイさんおすすめの里山社から出ている『病と障害と、傍らにあった本』を買った。坂口恭平が書いているので気にはなっていたのだが、このアンソロジーについて詳しくは知らなかった。まずは坂口恭平から読んでみると、躁鬱病の話とベケットの本についてで、いかにも坂口恭平という感じなのだがこれがすごく良かった。これだけでも買ってよかったのだが、最初から読むと写真家の齋藤陽道は吉野弘について書いていてすぐに親近感がわいて、いいな~、と読んでいたら、次の頭木弘樹の入院した時に読んだカフカドストエフスキーの話が素晴らしすぎた。入院患者6人が病院のベッドの上で『カラマーゾフの兄弟』を読むところに完全にやられて、慌てて電子書籍でその日のうちに『絶望名人カフカの人生論』を買って、さっき読み終わっていてもたってもいられなくなり、いまは図書館で『カフカ全集7 決定版 日記』を借りた。もうもはや他の本よりもカフカの日記が読みたくてしょうがない体になってしまった。カフカカフカカフカ