4/24「異常論文/Perch/ZINEとリトルプレスの違い」

   Twitterで発売前から盛り上がっていた異常論文特集号の『SFマガジン 6月号』を買った。『かわいいウルフ』もそうだけど、いまはアンソロジーを読みたい気分。参加者の中に陸秋槎がいて『元年春之祭』を読んだ記憶からしてよくわかっていないなりに異常論文というのはうまく噛み合いそうな気がして楽しみにしてたけど、「インディアン・ロープ・トリックとヴァジュラナーガ」は非常に面白く読んだ。原稿用紙10枚程度で消失トリックとその解明をしてるんだけど、骨格はミステリでトリックはSFで、魔術師の話から映画の『プレステージ』を連想した。これ読めただけでも買った価値あったなくらいなんだけど、この休みで他の作品を読むのが楽しみである。

    Twitterみてたら、又吉直樹『Perch』が代官山蔦屋書店にあると知って欲しくなった。羽田空港でしか販売しないみたいなのを記事で読んでいつか買いに行けるかなあとそのまま忘れてて、調べたらコロナの影響でオンラインショップでも発売してたみたいだ。今は売り切れで注文できないみたいだけど。又吉直樹のリトルプレスというのは気になる。表紙のカラーが違ったり、スタンプが押せたり遊び心のある本のようだ。リトルプレスつくるのに遊び心は大切だよなあ、とわたしもZINE作りをしていてよく思う。ところでリトルプレスとZINEのちがいとは何か、というのがあるけど、わたしが作っているものに関して言えば、薄くて軽くて自分一人でほとんど作れるのがZINE、そこそこ厚くて印刷会社に頼まないと無理、ってのをリトルプレスと呼ぼうと考えている。次の文学フリマで販売予定の「読書のおとも」はZINE。個人の手作り感がリトルプレスよりも強いのもZINEかな、とあくまで自分の中ではだけど、そう定義している。