6/5「寿司」

    仕事終わりに妻が予約してくれた寿司をスシローに取りに行った。今週の半ばから寿司が食いたい、寿司が食いたい、と心の中で連呼していたのだ。わたしの実家では、回転寿司を食べるという習慣がなかった。うちの父親が大の外食嫌いだったからだ。父親は営業仕事だったが、一人で外の店で食べるくらいならウイダーinゼリーを飲んでる方がいい、と言っていた。変なやつである。変と言えば高校のころ、スーパーマーケットでお菓子かなんか買って出たら「会社やーめたい!」という奇声とともに蹴飛ばされた石ころがこっちに飛んできたから声の方を見たら、そいつがスーツを着ていたので仕事しすぎて頭のおかしいサラリーマンがいやがると思ったのだが、よく見たらうちの父親だったことがある。こいつやべえな、きてるな、と思った。まあ、それはいいんだけど、子どもの時にわたしは回る寿司を経験してなかったから、大学でバイトして彼女や友達と回転寿司を食べた時はなかなか感動した。でもいまだになんか慣れない。他の外食は大体どこでも行けるし、なんにも気にならないのだが、回転寿司だけは新参者みたいな気持ちになりなんか落ち着かない。ビギナー。妻には回ってるのより、タッチパネルで好きなの注文した方がいいと教えられたので回った寿司をとったことはほとんどなく、注文して目の前に猛スピードでスライドしてきた皿に乗った寿司を食べるわけだが、これだと回転してないと思う。猛スピードスライド寿司じゃねえかと思う。でもいまはコロナなので猛スピードスライド寿司ではなく、寿司をテイクアウトした。白ワイン飲みながらたべた。おいしかった。