6/14「理想の休日」

    新型コロナがやってくるまでなら、わたしの理想の休日の過ごし方は、午前中にランニングでどっかの街のスーパー銭湯に行って風呂入ってサウナ入って、そこのレストランで食事して十分ゆっくりしたら夕方くらいに店を出て、本が読めそうなカフェを探して読書しながらビールを飲むということだったわけだけど、いまはスーパー銭湯もお店でビールもちょっとやれないことはないが無理してやることもないので、この中でやるとしたらランニングで今日は午前中と夜にランニングをした。わたしは東京の街が好きでなかでも夜景が好きで、だから夜の東京の街を走るのが好きだ。タワマンのすぐそばにボロアパートがあったり、お洒落なお店を通った直後に裏に行ったら墓地だったり、景色が変わるので走ってて飽きない。仕事に疲れてボーッとしながら歩いたらさして興味がわかない街並みも、集中して走っていると細部がみえてくる。それはなんというか、本の行間から集中して何かを読み取ろうとする行為に似ていなくもない。最近は暑くなってきて大変汗をかくしはっきり言ってマスクは邪魔で仕方ないがそれでもあまりに楽しく気持ちがいいのでやめる気にはならない。新型コロナで人々の生活は変わってしまった、まえはもう少し夜の東京の街は明るく騒がしかったはずだ、でも地面を蹴っている足音がかすかに聞こえるくらいのしずかな夜がわたしは嫌いじゃない。

 

【今月買った本の代金】

6/4『犬たちの状態』

6/7『いちがつむいか いち号』『飛石の上』『誕生祭』

6/12『るるるるん vol.2』『多和田葉子ノート』

6/14『冤罪と人類』

 

 

合計:10935円